海外投資とネットワークビジネスの関係とは!? 真っ当な海外投資のやり方も解説!

海外投資の注意点

ネットワークビジネスと聞くと、一般的には国内に限定したビジネスというイメージを抱きます。ところが、最近では従来の形とは違ったネットワークビジネスが登場してきています。

それが、海外投資と結び付いたネットワークビジネスです。

一見するとこの両者は全く縁も所縁もないものに思えますが、最近では海外金融機関の正規代理店ではない紹介者がネットワークビジネスの枠組みの中で紹介料を稼ぐというケースが増えてきているのです。

そこで今回では「海外投資とネットワークビジネスの関係」について解説していきたいと思います。

海外投資自体に全く問題はない

日本では、ネットワークビジネスに対してマイナスのイメージが強い傾向があります。

そのため、海外投資と結び付けられることで海外投資自体が怪しいもののようにとらえられる危険がありますが、当然ながら海外投資自体には何の問題もありません。

そもそも、契約する金融機関が日本ではなく海外に存在するというだけで、仕組み自体は国内における投資とほとんど変りません。日本では政府も大企業も海外への投資を行っていますから、その行為自体が何らかの問題を孕んでいるということはありえないのです。

それどころか、海外投資には国内投資では得難い以下のようなメリットがあります。

・運用成績が良いIFAなら平均利回り10%を狙える
・為替変動によって資産が増える可能性がある
・海外資産を保有できる
・世界中に分散投資ができる

特に利回りの大きさに関しては、海外投資と国内投資で非常に大きな差が生まれます。

海外投資の場合は、税金のかからない地域(オフショア地域)で資産を運用している為で、10%以上の年利を得ることも可能なのです。

もちろん為替変動リスクはデメリットにもなりえますが、総合的に考えればメリットの方が遥かに大きいと言えるでしょう。

ネットワークビジネスの紹介者は要注意

通常、海外投資を行う場合には「RL360」や「インベスターズトラスト」といった海外の大手金融機関を通して行うことになります。

これらの金融機関はいずれもフィッチ、ムーディーズ、スタンダード&プアーズといった世界的に有名な格付け会社から高い評価を得ており、海外投資の分野で非常に多くの実績を残しています。

従って、こうした金融機関を通して行う海外投資は国内投資と変わらず適法で且つ安全なものなのですが、ここにネットワークビジネスが関わってくると全く別の話になってしまいます。

海外投資を使ったネットワークビジネスの紹介者はまず、嘘の情報を伝えて顧客を獲得しようとします。

よく使われるのは、
・加入後2年間に投資したお金は元本保証される
・減額や停止、引き出しはいつでも自由にできる
・無条件に資産が160%になる
といった文句です。

しかし、実際に上記の金融機関で海外積立投資をして見れば分かりますが、こうした事実は一切ありません。事実がないというよりは、「正確な情報ではない」といった方が良いかもしれません。紹介者から提示されるこのような情報には嘘が含まれているのです。

このような偽情報による勧誘に加えて、海外投資を使ったネットワークビジネスの紹介者にはもう一つ大きな特徴があります。

それは、アフターフォローが無いという点です。

海外投資を使ったものに限りませんが、ネットワークビジネスにおいては「紹介料」が唯一の収益源となります。そのため、紹介者からしてみれば顧客が一度契約してしまえばそれ以上関わり合う必要はなくなるのです。

実際に、海外投資を使ったネットワークビジネスの紹介者はそのほとんどが顧客が契約を結んだ時点で連絡が取れなくなります。要するに、始めから紹介料を得るためだけに海外投資を利用しているわけです。

また、こうした紹介者の中には、以下のような詐欺案件をネタにして金銭を騙し取ろうとする者も存在します。

・一口100万円といった怪しい詐欺案件
・海外の砂ビジネスや水ビジネスに関する詐欺案件
・海外のFX自動取引を活用した詐欺案件

このような詐欺案件では具体的な投資先が明らかにされていないケースがほとんどなので、上記の方法よりも見破りやすいですが、いずれにしてもこうした紹介者には注意が必要です。

このような紹介者はネットワークビジネスとは名ばかりのねずみ講に手を染めている人間なので、金銭を騙し取られたくないのであれば深く関わらないのが賢明です。

海外投資には信頼できる正規代理店が必須

海外投資を使ったネットワークビジネスの危険性が分かったところで、最後に安全な海外投資の方法について触れておきましょう。

日本国内で海外投資を行いたいのであれば、上記で紹介した大手金融機関(およびIFA)と直接業務提携を行っている正規代理店と契約するのがベストです。具体的には下記の条件を満たしていれば、信頼できる正規代理店といえます。

・海外金融機関(およびIFA)と直接業務提携している
・FPの資格を有している
・海外投資のデメリット、リスクをきちんと説明してくれる
・海外金融商品投資のデメリット、リスク、手数料をきちんと説明してくれる
・担当者自身が海外投資を実践している

正規代理店であれば当然アフターフォローもしっかりとしていますし、もちろん詐欺まがいの行為に巻き込まれる危険性もありません。また、海外投資のメリットやリターンだけでなく、それに伴うデメリットやリスクについても丁寧に説明してくれます。

海外投資を始める際には、ネットワークビジネスの紹介者ではなく信頼できる正規代理店と契約することをお勧めします。

まとめ

今回お伝えしてきたように、海外投資はネットワークビジネス的に広まっているのが現状です。

海外投資自体は真っ当な投資なのですが、間にネットワーカーのような業者が入ることで、被害が発生してしまうのです。今、海外投資を紹介されている人は、その紹介者がどのような人なのかをしっかりと見極めるようにしましょう。

もし、「今の紹介者が信用できるか分からない」、「真っ当な正規代理店を紹介してほしい」という人は、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。特に勧誘などはありませんので、ご安心ください。

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