今の時代、グローバル化が飛躍的に進んでいます。
留学・海外転勤・大学の研究等で海外に滞在する場合、現地で銀行の通帳がないと不便ですよね。
そこで、海外の銀行口座を作りたいという方向けに「日本人の開設出来る海外銀行」「おすすめ銀行」をまとめてみました。
今の海外銀行の状況
おすすめの海外銀行口座を紹介する前にまず、今の海外銀行の状況を見ていきましょう。
以前は、海外に住んでいなくても海外銀行の口座開設がインターネットで簡単にできていました。
しかし、今は違います。世界中が海外口座を持つ事を厳格化したのです。
その理由が2016年4月パナマにある法律事務所の「モサック・フォンセカ」から大量の資料や情報が流出がきっかけとなっています。
この『パナマ文書事件』で世界各国の要人や大富豪や権力者達の税金逃れ、資産隠しが明らかにされ、犯罪者達の資金隠しが発覚しました。
さらに、パナマ文書には約700人の日本人の名前が載っていたというのも大きなニュースになったこともあります。
元外交官や大企業の社長たちなどが資金隠しをしていたことがバレてしまったのです。
1番ひどかったのが日本の年金消失事件です。国民の年金を投資にまわす投資運用会社『AIJ投資顧問」の巨額な資金がを消失してしまいました。
パナマ事件で資産隠しや税金逃れ、日本の巨額年金消失事件が明らかになったのは天罰なようなものですよね。そして、盗まれたパナマ文書には多くの個人情報があるので悪用される可能性があります。
それ以降、非移住者の外国人が銀行開設が出来ない国や出来ても厳しい書類と審査が国際的に一気に加速していきました。
それと投資目的で海外銀行口座を開設したい人が増えてきています。
その理由として今やかなり多くの日本人が日本政府・日本銀行・日本の金利に失望していることが挙げられますね。
資産の分散化、金利、商品、不動産など、日本に絶望して海外移住などこれからどんどん増えてくことでしょう。
現在の海外金融機関事情
留学・海外赴任・大学の研究・個人で移住となると「生活用口座」が必要です。
また今はIT社会なので「投資用専用口座」もすぐに作ることができる時代となりました。
各国で口座を開設できる国とできない国を以下でまとめたのでご覧ください。
◯口座開設可能国
- 香港
- ハワイ(アメリカ合衆国)
- キプロス共和国
△条件付きで可能国
- イギリス(国際口座インターナショナルアカウントであれば可能)
- スイス(現地での手続きが必要・口座維持手数料が必要)
✖︎ 口座開設不可能国
- アメリカ合衆国(ハワイのみ可)
- シンガポール
- オーストラリア(移住だったら可)
- 中国(居留許可証が必要で有れば可)
- タイ(タイではなくユダヤの銀行なら可)
以上です。
国により開設できるかどうかはさまざまなので、確認は絶対に必要です。
海外銀口座に関して知っておくと得な事
海外の銀行が日本の銀行とパートナーシップを組んでいると、その銀行間で口座が作れます。
- アメリカユニオンバンク × 三菱UFJ銀行
- タイのアユタヤ銀行 × 三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は上記の2銀行とパートナーシップがあるので、日本にいながら三菱UFJ銀行で現地の銀行で口座が開設できるのです。
開設の際、必要なものは下記の通り。
〈必要なもの〉
- パスポート
- 長期滞在ビザ
- 滞在許可証
- 現地における住所を証明できるもの
例:公共料金請求書、国・市からの手紙など - マイナンバー(マイナンバーが必要な国があります)
- 初期入金用の現金
申請する時、現地に行く時、必要なものを忘れないようにしましょう。
おすすめの海外金融機関
それでは、おすすめの海外銀行を紹介致します。
①バンクオブハワイ(アメリカ)
ハワイに旅行や移住する日本人は多いですよね。正月休みには芸能人がハワイに行ったニュースもよく放送されています。
バンクオブハワイの凄いところは、すべて日本語対応してくれることです。ただ口座開設は現地のみなので、パスポートは忘れないようにしましょう。
また、バンクオブハワイは日本のSMBC信託銀行と業務提携してるので安心して使うことができます。
日本人の旅行者にも人気で、気軽にお金をおろせるのも魅力的です。VISAなどのクレジットカードも使えるので、気軽にオンライン決済ができます。
②HSBC香港
日本人の投資家にとって絶大な人気を誇るのがHSBC香港(香港上海銀行)です。
HSBC香港だと香港株・米株・GOLD・債券・IPOも買えるんです。ただ、投資口座の開設は必要なので覚えておきましょう。
香港の金融当局公認のIFA投資顧問会社が海外投資家を全面的にサポートしてくれます。
ここが日本との違いです。日本は学生でもマネーや投資の事は一切教えない…いや正確に言うと教えれる人がいないのです。
しかし、海外はすでに幼少期からマネーや投資の勉強を学校のカリキュラムに組み込んでいる国が多いという特徴があります。
少子高齢化社会や弱腰の政府をみていると、シンガポールや香港に投資を移したい、移住したい気持ちが分かりますね。
③アメリカユニオンバンク
アメリカユニオンバンクは三菱UFJ銀行と提携してる銀行です。
ユニオンバンクは日本語対応で預金も普通に出来ます。
1番のメリットは米国投資が出来ること。日本にいては買えない株やETFなどがあるので羨ましい限りです。
アメリカ旅行の時は便利ですね。ただ、使用しない期間が長いと口座凍結されるのでご注意下さい。
注意した方が良い海外銀行はこちら
バンクオブキプロス
こちらも現地で簡単に口座が作れます。地中海に位置する小島で観光には良いかも知れまんが、キプロス共和国自体が財政難です。
キプロスはトルコやEU加盟国に助けを求めていました。バンクオブキプロスという銀行自体凍結した事もあります。
今はキプロスの危機、財政難や他国との関係の問題ですが、観光に行く時は気を付けて下調べをしてからいきましょう。ちなみにバンクオブキプロスは、今は暗号通貨に未来を託してるようです。
海外銀行の将来性は明るい
海外の銀行はいかがでしたでしょうか?
世界はどんどん進歩してるので、10年〜30年経つと日本は世界各国からおいていかれる可能性が大きいです。
興味のある方は世界に目を向けて調べてみると違う世界が見えて将来の可能性に繋がると思いますよ。
海外投資に興味のある方は一度IFAに相談してみるといいです。
当サイトでは、信頼できるIFAと提携を結んでいるので、少しでも気になることがあればお気軽にご利用ください。
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