IFAの選び方のポイントを解説!詐欺に騙されないために確認すべき点まとめ

IFAと代理店の選び方

海外投資は日本人にとってメリットが多いのですが、IFAの選び方を間違えると大損してしまう恐れがあります。逆に優良なIFAを選ぶことができれば資産を大きく増やすことが可能です。海外投資はIFA選び一つで大きく運命が左右します。

そこで今回は、”安心して頼めるIFAを決める際のポイント“について解説していきます。海外投資を始める上でIFA選びは非常に重要なので事前におさえておきましょう。

 

IFAとは

IFAとは”独立系ファイナンシャル・アドバイザー“と呼ばれる正規代理店です。IFAはSFC(香港証券先物委員会)のライセンスを持っています。

香港をはじめとする海外のIFAは金融庁から日本への営業活動が禁止されているため、海外投資が日本に普及していない要因になっている可能性も考えられます。

国内のIFAは600社存在していると言われており、個人を含めると900にものぼります。香港での正規代理店を行うIFAは200社以上です。

IFAの役割は

  • 投資アドバイス
  • 契約手続きサポート
  • ファンド運用/スイッチング代行
  • 払い戻し・口座変更等サポート

が主な業務です。日本の個人投資家がマザーファンドを直接契約するためにはIFAを仲介しないといけないので信頼できるIFAを選びましょう。

IFAの選び方

IFAは海外投資をする上で非常に役立つ存在ですが、中にはSFC(香港証券先物委員会)のライセンスなしに営業を行う業者や詐欺的な業者も存在するのも事実です。

IFA選びに失敗すると、資産が増えないどころか多額の損失を被ってしまうこともあります。優良なIFAには特徴がありますので、騙されないためにもIFAの選び方について見ていきましょう。

  • 正規代理店かどうか
  • 顧客のお金を預からない
  • 営業許可証があるか
  • SFCライセンス
  • リターンとリスクの説明があるか
  • 「FD宣言」を公表しているか
  • IFA登録から3年以上経過している

正規代理店かどうか

正規代理店のIFAは、ファンド会社と直接、代理店契約を結んでいます。代理店契約が確認できないIFAは信頼できません。

正規代理店か確認する方法は以下のいずれか。

  • ファンド会社で直接照会
  • IFAに確認方法を教えてもらう

ファンド会社によっては公式サイトで正規代理店の照会ができるところもあります。

顧客のお金を預からない

IFAは相談料等は除いて、海外投資に使う資産を預かるといった行為はしません。個人投資家がファンドに投資する時はファンド会社の指定口座へ直接送金することが原則となっています。
「代わりに送金するので資金を預けてください」と言ってIFAが顧客のお金を預かって代わりにファンドの指定口座へ送金することはありえません。

営業許可証があるか

IFAには2種類のライセンスがあります。

  • PIBA(香港専業保険経紀協会)
  • CIB(香港保険顧問連合会)

PIBAのライセンスは”最高責任者の業界経験“と”免許所持者“が条件で比較的取得が簡単と言われており、大半のIFAが取得しているライセンスです。

PIBAのライセンスさえ持っていないIFAは疑ったほうがいいでしょう。

SFCライセンス

IFAが業務を行うためにはSFC(香港証券先物委員会)のライセンスが必要です。SFCのライセンスの9種類あり、9種類のライセンスのうち、タイプ1、タイプ4、タイプ9のライセンスを取得していると優良なIFAと判断できます。

  • タイプ1『有価証券取引』Dealing in securities
  • タイプ4『アドバイザー/投資顧問』Advising on securisies
  • タイプ9『資産管理』Asset management

この3つのライセンスを所有していれば非常に優良なIFAだと判断できますが、大半のIFAはタイプ4のライセンスのみを所持していることがほとんどです。

リターンとリスクの説明があるか

海外投資のメリットはたくさんありますが、当然のことながらデメリットもあります。投資に絶対の正解はないので、リスクがあることを具体的に説明してくれるという点は信頼できるIFAを見抜く一つの指標となります。
リスク回避の施策として”出口対策”についての説明があるかもしっかりと確認しておきましょう。ファンドの運用は基本的に

  • ハイリターン型(成長型) :目標リターン15%
  • ミドルリターン型(安定型):目標リターン10%
  • ローリターン型(堅実型) :目標リターン 6%

こちらの3つのタイプで運用していきますが、市況が悪くなった時にはスイッチングをする必要が出てくる場合もあります。

市況が悪くなった時にどのような運用切り替えをしていくのか、シチュエーションごとのプランを聞いておくのも賢い方法です。

「FD宣言」を公表しているか

FD宣言とは”顧客本位の業務運営方針“と言われており、金融庁が2017年に発表しました。IFAを名乗って詐欺が横行したため、自分たちの利益のためだけでなく、顧客のための業務を遂行していくためにFD宣言を設けました。

FD宣言は7つの項目から成り立っています。

  • 顧客本位の業務運営に係る方針の策定・公表等
  • 顧客の最善の利益の追求
  • 利益相反の適切な管理
  • 手数料の明確化
  • 重要な情報の分かりやすい提供
  • 顧客にふさわしいサービスの提供
  • 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等

引用元:金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」

FD宣言の公表は義務ではないので常に公表しているというケースがないこともあります。その場合は、IFAにFD宣言の公表を求めてもいいでしょう。

IFA登録から3年以上経過している

海外投資で資産を増やすためには10年20年といった長期での運用が必須となります。資産を運用している間、市況の変化に応じて、IFAがサポートしてくれるかも重要です。

海外投資ではIFAの中長期サポートが必要なため、長い期間継続して相談に対応してくれるか判断する必要があります。今までの実績は信頼を測る指標ともなるので、IFAに登録してから3年以上経っているかも一つの判断材料にしてください。

まとめ

IFAの選び方について解説してきました。海外投資で資産運用をする上でIFAは非常に重要な役割を担っていることがお分かりいただけたと思います。

また、「海外投資を始めたい」という方には、信頼できるIFAを無料で紹介できるので、下記の問い合わせフォームからお問い合わせください。

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