【海外投資難民が多い!?】スタンダードライフの「ハーベスト101」とは?

海外の積立商品

今回はスタンダードライフの「ハーベスト101」について解説していきます。海外の積立商品としては少しマイナーですが、現在でも多くの日本人が契約しています。

また、運用成績が悪い場合はIFA(Independent Financial Adviser)を変更してみるのも良い手だと思います。最後におすすめのIFAもご紹介するので、ぜひ記事をご覧ください。

スタンダードライフ「ハーベスト101」とは

スタンダードライフとはイギリスにある資産運用会社です。1828年創業で、S&Pの格付けも「A+」と安定的な企業であると言えます。

市場シェアはイギリス国内で2番目で、イギリスの証券市場「FTSE100上場」で上場しています。簡単に言うと、イギリス国内でトップクラスの証券会社ということです。

そんなスタンダードライフが主力商品として打ち出しているのが「ハーベスト101」です。商品詳細は下記のとおりです。

ハーベスト101

申し込み場所 香港
積立通貨 米ドル、香港ドル、ユーロ
保険 被保険者の死亡時に時価総額の101%が支払われる
最低積立金額 250米ドル(2,000香港ドル)
契約期間 5〜25年(80歳の誕生日を迎えるまで)
契約可能年齢 18〜75歳
初期口座期間 18ヶ月:5年~10年契約
20ヶ月:11年~15年契約
22ヶ月:16年~20年契約
24ヶ月:21年~25年契約
最低口座維持残高 1,500米ドル
積立の停止 可能(初期口座期間終了後から)
一部取り崩し 可能

スタンダードライフ「ハーベスト101」は積立商品のため、初期口座期間というものがあります。初期講座期間とは、「積立必須の期間」です。

この期間が終われば積立を減額したり、停止したりしてもよくなる貯蓄口座に変更されます。契約年数に応じて初期口座期間は変動するので注意しましょう。

手数料

ハーベスト101の手数料については下記のとおりです。

契約手数料 7.5米ドル/月
管理手数料 初期口座残高の0.5%/月(満期まで)
貯蓄口座手数料 貯蓄口座残高の0.125%/月(満期まで)
早期解約手数料 あり
一括追加手数料 追加資金の5%
カード手数料 1%(クレジットカードで積立を行う場合のみ)

スタンダードライフ「ハーベスト101」のメリット

スタンダードライフ「ハーベスト101」のメリットは3つあります。

● ドル建てで分散投資ができる
● 生命保険代わりになる
● 少額投資が可能

それぞれについて詳しく解説していきます。

ドル建てで分散できる

スタンダードライフ「ハーベスト101」は米ドルや香港ドルなどの外貨で積み立てるため通貨の分散になります。

なぜ通貨の分散が必要かと言うと、為替リスクに対応するためです。

例えば、100万円の預金を持っていたとして1ドル100円から1ドル110円になったとします。

この場合、円で持っている資産は10%下落したことになります。

しかし、円とドルを50万ずつ持っていれば円が45万円になってもドルが相対的に55万円になるため、資産の時価の下落は抑えられます。

円安が過度に進めば、輸入品の価格が上がり物価は上昇するので為替リスクにはしっかり対応したいところです。

生命保険の代わりになる

スタンダードライフ「ハーベスト101」は積立商品ですが、万が一の時に保険の代わりにもなります。

保険内容としては「死亡時に時価総額の101%」なので積立が多くなるにつれて、受け取る額は増えます。もしもの時に備えて家族にお金を残したいという方にはおすすめです。

少額投資が可能

スタンダードライフ「ハーベスト101」は最低積立金額が250米ドルなので毎月3〜3.5万円ほどで投資できます。

日本の株式だと基本的には100株からしか買えないため、10万円以上かかってしまう銘柄がほとんどです。

あまり大きな金額を捻出できないという場合はこういった積立投資の商品を選びましょう。

スタンダードライフ「ハーベスト101」のデメリット

スタンダードライフ「ハーベスト101」のデメリットは2つあります。

● 初期口座期間は積立が必須である
● 運用手数料が高め

初期口座期間は積立が必須である

スタンダードライフ「ハーベスト101」は初期口座期間中は解約しない限り、積立をやめられません。

例えば、初期口座期間中に何らかの要因で給与が減ったり、仕事がなくなったりして払えなくなった場合は解約するしかありません。

途中解約手数料は積立初期の場合、時価総額の80%近く取られることもあるので積み立てた資産はほぼ無くなると思っていいでしょう。

堅実な資金計画のもと契約しましょう。

運用手数料が高め

スタンダードライフ「ハーベスト101」は優良インデックスファンドなどに比べると運用手数料が高いです。

例えば、アメリカのバンガード社が運用しているインデックスファンドは年間0.2%以下のものもあります。

それに対して、ハーベスト101は持っているだけで初期口座で年間6%、貯蓄口座で年間1.5%かかってしまいます。

保険商品とはいえ他の投資商品に比べると高いというのが実情です。

おすすめのIFA

スタンダードライフで運用がうまくいっていない人は、IFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる運用会社を変更してみるのも良いと思います。なぜならIFAによって運用成績が変わるので、顧客の資産額も変わってくるからです。

特におすすめのIFAである「アドミニストレーション」について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

この記事ではスタンダードライフ「ハーベスト101」について解説しました。

保険商品は一度契約すると解約に縛りがあったり、解約手数料を取られてしまうものがほとんどなので慎重に選びましょう。

また、運用がうまくいっていない人は、IFAを変更してみるのも良い手だと思います。当サイトではアドミニストレーションなどの優秀なIFAを紹介しているので、お気軽にご相談ください。

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